本郷三丁目・徒歩2分/フィブロスキャン設置
脂肪の量ではなく、
硬さを見ています。
「脂肪肝ですね、よくあることです」で終わってきた方へ。脂肪肝で問題になるのは脂肪の量ではなく、肝臓が硬くなっているかどうかです。健診の結果票にある4つの数字だけで、その見当がつきます。
ISSUE
肝臓の相談で、
よくうかがうのはこの4つです。
毎年「脂肪肝」と書かれるが、放っている脂肪肝の方の1割ほどは、気づかないうちに肝臓が硬くなっていきます。見分けるのは超音波の「脂肪が多い」という所見ではなく、FIB-4と、実際に測った硬さです。
肝機能の数字が少し高いだけ、と言われたALTが31を超えていたら、それは「少し高い」ではなく調べる理由です。脂肪肝、ウイルス、薬、自己免疫、鉄。原因はひととおり分けられます。
ピロリ菌が陽性と言われたが、そのまま除菌は薬を1週間飲んで終わりではなく、8週間あけて判定するところまでが治療です。その空白で来なくなる方が多いので、全部の日付を先にお出しします。
お酒をやめろと言われるのが嫌で行っていない当院は「やめろ」から入りません。いまどうなっているかを測って、事実をお見せするところまでが先です。減らすかどうかは、それを見てからご自身で決めていただきます。
肝臓は、かなり悪くなるまで症状が出ません。だるさが出てからでは、戻せる範囲が狭くなります。数字が少し高いだけの段階の方こそ、来ていただきたい科です。
FIB-4 INDEX
肝臓の硬さを見る脂肪の量ではなく、線維化のほうを
「脂肪肝ですね、まあよくあることです」で終わってきた方へ。 脂肪肝で本当に問題になるのは脂肪の量ではなく、肝臓が硬くなっているかどうか(線維化)です。 硬さは、超音波の「脂肪が多い」という所見では分かりません。 FIB-4 index は、年齢・AST・ALT・血小板という 健診の結果票に必ず載っている4つの数字だけで出せる指標です。 結果票を見ながら入れてみてください。
結果票では「AST」または「GOT」です。
「ALT」または「GPT」です。
結果票に「20.5」や「205×10³」と書かれていたら、万の単位(20.5)で入れてください。
選ぶと、上の欄の入れ方の説明が変わります。
—
あなたの値がどの帯に入るかを塗っています。
FIB-4 index = 年齢 × AST ÷(血小板数[10⁹/L] × √ALT)。 血小板は「万/µL」で入れていただいた値を10倍して10⁹/Lに直しています(18.5万/µL=185×10⁹/L)。 カットオフ=1.30未満なら線維化が進んでいる可能性は低く、2.67を超えると進行した線維化の可能性が高い、 というのが広く使われている区切りです。 ただし65歳以上では1.30をそのまま使うと引っかかりすぎるため、 日本肝臓学会・日本消化器病学会のガイドラインでも2.0を下限として扱う考え方が示されています。 この画面でも65歳以上は2.0で判定しています。 AST/ALT 比=1を超えると、単なる脂肪肝より線維化やアルコールの影響を考えます。 この計算では分からないこと=FIB-4は「ふるい分け」の道具です。 血小板が少ない病気、飲んでいる薬、輸血の直後などでは値がずれます。 中間の帯(1.30〜2.67)に入った方は、この計算だけでは決められないので、 フィブロスキャンや超音波エラストグラフィで、実際に硬さを測るのが次の一手です。 これは診断ではありません。数値が低くても、だるさ・黄疸・むくみがあるときは受診してください。
TIMELINE
ピロリ除菌の道すじ判定までの8週間で、脱落する方が多いので
ピロリ菌の除菌は、薬を1週間飲んで終わりではありません。 飲み終えてから8週間あけて、除菌できたかどうかを確かめるところまでが治療です。 この8週間が空白になるので、判定に来ないまま終わる方が実際に多くいます。 開始日を入れてください。やることを、全部実日付で並べます。
YYYY-MM-DD の形で入れてください。
—
| 日付 | 目安 | やること |
|---|
保険で除菌を受けるには、先に内視鏡で胃炎があることを確かめる必要があります。 血液検査で陽性というだけでは、保険の除菌はできません(自費なら可能です)。 1次除菌=PPIまたはP-CAB+アモキシシリン+クラリスロマイシンを7日間。 成功率はP-CABを使う場合でおよそ9割です。 判定=薬を飲み終えてから4週間以上、当院では8週間あけて、尿素呼気試験で確かめます。 早く調べると、菌が残っていても陰性に出てしまいます。 判定の前2週間はPPIを飲まないことも条件です。 2次除菌=クラリスロマイシンをメトロニダゾールに替えて7日間。ここまでで9割以上の方が除菌できます。 2次除菌の期間中はお酒を飲めません(メトロニダゾールとアルコールで強い悪心が出ます)。 3次以降は保険が使えず自費になります。 ペニシリンのアレルギーがある方は、最初から別の組み合わせを選びます。 除菌できても、胃がんの危険はゼロにはなりません。除菌後も年1回の内視鏡をお勧めしています。 この工程は目安です。実際の処方と日程は、診察のうえで決めます。
SERVICE
診療のご案内
肝臓を中心に、胃腸・胆のう・膵臓まで。内視鏡は連携先と分担しています。
- SERVICE 01
脂肪肝・MASLD
脂肪肝は「よくあること」ですが、線維化が進んでいる方をふるい分けることが仕事です。フィブロスキャンで、硬さと脂肪の量を痛みなく5分で測ります。
- FIB-4によるふるい分け
- フィブロスキャン(硬さ+脂肪量)
- 糖尿病・脂質異常症との併診
- 体重の落とし方の具体的な相談
- SERVICE 02
肝機能の異常・原因さがし
ALT・AST・γ-GTPが高い理由を、ひととおり分けます。「脂肪肝でしょう」で終わらせません。
- B型・C型肝炎ウイルスの検査
- 自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎
- 薬剤性・サプリメントの影響
- ヘモクロマトーシス(鉄)の確認
- SERVICE 03
B型・C型肝炎
C型は飲み薬で治せる病気になりました。B型は治療の要否を見きわめ、必要なら抗ウイルス薬を続けます。
- C型肝炎の内服治療
- B型肝炎の経過観察・治療
- 肝がんの定期的な見張り
- 医療費助成の申請のお手伝い
- SERVICE 04
ピロリ菌・胃の相談
除菌は判定までが治療です。日付を先にお出しして、8週間の空白で脱落しないようにしています。
- 尿素呼気試験
- 1次・2次除菌
- 除菌後の内視鏡での見張り
- 内視鏡は連携先と分担
- SERVICE 05
胆のう・膵臓
健診で「胆のうポリープ」「膵管拡張」と書かれた方の相談を多く受けています。放っていいものと、追うべきものを分けます。
- 腹部超音波(当日実施)
- 胆石・胆のうポリープの経過観察
- 膵のう胞・膵管拡張の追跡
- MRI・EUSは連携先へ
- SERVICE 06
おなかの不調全般
胃もたれ、張り、便通の乱れ。肝臓の専門といっても、入口はここです。
- 逆流性食道炎
- 機能性ディスペプシア
- 過敏性腸症候群
- 便潜血陽性のあとのご案内
REASON
なぜ、うちに来るのか
- REASON 01
硬さを、その日に測れる
フィブロスキャンを院内に置いています。痛みがなく5分、硬さと脂肪の量が同時に数字で出ます。「たぶん大丈夫でしょう」で帰していただかずに済みます。
- REASON 02
「やめろ」から入らない
お酒も体重も、まず測って、事実をお見せします。数字が動くと、たいていの方は自分から減らします。減らないときは、減らない理由のほうを一緒に探します。
- REASON 03
肝臓は、一生の見張りになる
線維化が進んだ方は、肝がんの見張りを続ける必要があります。半年ごとの超音波と採血を、こちらから声をかけて続けます。来なくなった方には、電話を差し上げています。
PRICE
費用の目安(すべて税込)
保険診療は3割負担の場合の目安です。自費のものは、この表の額がそのまま窓口でのお支払いです。
| 項目 | 料金(税込) | 内容・備考 |
|---|---|---|
| 保険診療(3割負担の目安) | ||
| 初診(診察のみ) | 900円〜1,500円 | |
| 肝機能を含む血液検査 | 1,500円〜4,000円 | 調べる項目数によります。 |
| 腹部超音波 | 1,600円前後 | 当日その場で行います。 |
| フィブロスキャン | 1,500円前後 | 慢性肝疾患の診断がついている場合。 |
| 尿素呼気試験(ピロリ判定) | 1,000円前後 | |
| 1次除菌の薬(7日ぶん) | 1,500円前後 | |
| 自費診療 | ||
| フィブロスキャン(自費) | 5,500円 | 健診として受けたい方に。 |
| ピロリ抗体(血液・自費) | 3,300円 | 保険の除菌には内視鏡が必要です。 |
| 肝臓ドック | 22,000円 | 採血・超音波・フィブロスキャンの組み合わせ。 |
| B型肝炎ワクチン(1回) | 5,500円 | 3回で完了します。 |
| 書類 | ||
| 診断書(当院書式) | 3,300円 | |
| 医療費助成の申請書類 | 5,500円〜 | B型・C型肝炎の助成のお手伝いをしています。 |
- C型肝炎・B型肝炎の治療には、国と自治体の医療費助成があります。申請はこちらでお手伝いします。
- 胃カメラ・大腸カメラは連携先の内視鏡クリニックで行い、結果はこちらで一緒に見ます。
- クレジットカード・交通系IC・QRコード決済がお使いいただけます。
FLOW
はじめての受診の流れ
WEBで予約する
前日までにお取りいただけます。健診の結果票は、過去のぶんもお持ちください。2〜3年ぶんあると、動きが見えます。
2分受付
保険証(またはマイナ保険証)とお薬手帳をお出しください。サプリメントも肝臓に影響しますので、飲んでいるものを教えてください。
5分問診
いつから、どの数字が、どのくらい高いか。お酒の量も正直にお聞かせください。叱るために聞くのではありません。
10分腹部超音波
その場で行います。肝臓の形、脂肪の様子、胆のう、膵臓、腎臓まで見ます。痛みはありません。
10分フィブロスキャン
肝臓の硬さと脂肪の量を数字で出します。痛みがなく、5分で終わります。この数字が、この先の基準になります。
5分採血と結果の説明
院内でできる項目はその日にご説明します。ウイルスや自己抗体は3〜5日かかりますので、次回の日をお決めしてお帰しします。
15分方針を決める
いま何をして、次はいつ測るかまでを決めます。半年ごとの見張りが必要な方には、こちらから声をかけて続けます。
10分PROFILE

院長・日本肝臓学会 肝臓専門医/日本消化器病学会 専門医
川瀬 光かわせ ひかる
だるさが出てからでは、
戻せる範囲が狭くなります。
大学病院の消化器内科で20年、肝臓を専門にやってきました。肝がんの治療もしていましたが、見つかった時点で、もっと前に手を打てたはずだと思う方がとても多かったのです。10年前の健診で、ALTが少し高かった。そこで止められた方が、確実にいます。
だから当院は、数字が少し高いだけの段階の方を診るために作りました。フィブロスキャンを置いたのも、「たぶん大丈夫でしょう」で帰さずに済むからです。硬さが正常なら、それははっきり安心してよい話ですし、硬ければ、見張りを始める理由になります。
お酒については、「やめろ」から入りません。まず測って、いまどうなっているかをお見せします。数字が動くと、たいていの方はご自分から減らされます。減らないときは、減らない理由のほうに用があるのだと思っています。
- 2000
- 東京大学 医学部 卒業
- 2002
- 都内総合病院 内科(初期研修修了)
- 2008
- 大学病院 消化器内科(肝臓グループ)
- 2016
- 同 講師(肝がんの治療と慢性肝疾患の外来を担当)
- 2022
- 本郷かわせみ 肝臓・消化器内科クリニックを開院
- 現在
- 日本肝臓学会 肝臓専門医・指導医/日本消化器病学会 専門医/日本内科学会 総合内科専門医
OFFICE
医院のご案内
- 医院名
- 本郷かわせみ 肝臓・消化器内科クリニック
- 院長
- 川瀬 光(日本肝臓学会 肝臓専門医・指導医)
- 所在地
- 〒113-0033 東京都文京区本郷3-19-4 本郷杏林ビル4F
- 診療時間
- 平日 9:00-12:30 / 14:00-17:30 土曜 9:00-12:30
- 休診
- 日曜・祝日・水曜午後
- 診療科
- 肝臓内科・消化器内科・内科
- 設備
- フィブロスキャン/腹部超音波/院内血液検査/尿素呼気試験
アクセス
- 東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 2番出口から徒歩2分
- 都営大江戸線 本郷三丁目駅 5番出口から徒歩3分
- JR中央線 御茶ノ水駅 から徒歩10分
- 駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください
フィブロスキャンは4時間ほど食事を抜いてからのほうが正確に出ます。午前の枠でしたら朝食を抜いてお越しください。
地図は本郷三丁目駅付近を表示しています。ビル4階、エレベーターを上がって右手が受付です。
FAQ
よくあるご質問
健診で毎年「脂肪肝」と書かれます。放っておいてよいものですか。
多くの方は大丈夫ですが、1割ほどの方は、気づかないうちに肝臓が硬くなっていきます。そしてその見分けは、超音波の「脂肪が多い」という所見ではつきません。
まずFIB-4を計算してみてください。年齢・AST・ALT・血小板の4つで出ます。中間の帯(1.30〜2.67)や高リスクの帯に入った方は、実際に硬さを測るのが次の一手です。当院のフィブロスキャンは痛みがなく5分で、硬さと脂肪の量が同時に数字で出ます。
ALTが35でした。少し高いだけですよね。
「少し高い」ではなく、調べる理由だとお考えください。健診の基準値は施設によって幅がありますが、肝臓の学会はALT 30を超えたら受診をとしています。
原因はひととおり分けられます。脂肪肝、B型・C型のウイルス、お薬やサプリメント、自己免疫、鉄のたまりすぎ、甲状腺。採血と超音波で、ほとんどが1回の受診で分かります。「脂肪肝でしょう」で終わらせないことが、この科の仕事です。
お酒をやめろと言われるのが嫌で、受診をためらっています。
「やめろ」から入りません。まず測ります。
いま肝臓がどうなっているかを、数字と画像でお見せします。硬くなっていなければ、その事実もはっきりお伝えします。減らすかどうかは、それを見てからご自身で決めていただければ十分です。数字が動くと、たいていの方はご自分から減らされます。減らないときは、減らない理由のほうに用があると思っていますので、そちらを一緒に考えます。
ピロリ菌が陽性と言われました。除菌したほうがいいですか。
胃がんの危険を下げられますので、多くの方にお勧めしています。ただし、いくつか押さえておいていただきたいことがあります。
ひとつは、保険で除菌するには先に胃カメラで胃炎を確かめる必要があること。血液検査で陽性というだけでは保険が使えません。もうひとつは、薬を1週間飲んで終わりではないこと。飲み終えて8週間あけて判定するところまでが治療です。ここで来なくなる方が多いので、全部の日付を先にお出しする道具を作りました。
そして除菌できても、胃がんの危険はゼロにはなりません。除菌後も年1回の内視鏡をお勧めしています。
C型肝炎と言われたことがありますが、もう治っていますか。
「言われたことがある」だけでは分かりません。いまウイルスが体に残っているかどうかを確かめてください。抗体が陽性でも、ウイルスは消えている方がいます。
もし残っていた場合、C型肝炎はいまは飲み薬で、8〜12週間でほぼ治せる病気になりました。昔のインターフェロンのようなつらい治療ではありません。国と自治体の医療費助成もあり、多くの方は月に1〜2万円の自己負担で受けられます。申請はこちらでお手伝いします。
胃カメラや大腸カメラはできますか。
当院には内視鏡を置いていません。近隣の内視鏡クリニックと連携して、そちらで受けていただく形にしています。
ご紹介した場合も、結果はこちらで一緒に見て、ご説明します。当院で行うのは、採血、腹部超音波、フィブロスキャン、尿素呼気試験です。肝臓の見張りに必要なものを院内に集めて、内視鏡は数をこなしているところにお願いする、という分け方をしています。
RESERVE
受診のご予約
前日までWEBでお取りいただけます。当日の受診は、直接お電話ください。
ご予約を承りました
確認のメールをお送りしました。届かない場合は迷惑メールフォルダをご確認のうえ、お電話ください。
当日お持ちいただきたいもの
キャンセル料はいただきません。腹部超音波とフィブロスキャンは、4時間ほど食事を抜いてからのほうが正確です。午前の枠でしたら朝食を抜いてお越しください。18:00・18:30の枠はオンライン診療の専用です。
CONTACT
日時を決めずに、まず質問だけ
この数字で受診したほうがよいか、というご質問で結構です。2診療日以内にご返信します。
送信しました
2診療日以内にご返信します。お急ぎの場合はお電話ください。